第4回 広東省東莞(2005年3月2日〜3月5日)

「上海」「杭州・上海」「大連・長春」と過去3回の中国印刷事情を企画運営してまいりました.その趣旨は単純に中国の印刷状況を日本と比較しながら優劣をつけて、日本のポジション、自社のポジションを確認すると言う状況であったと思っています。3回目の「大連・長春」あたりから具体的なかたちとして、優秀な人材および安価な労働力という人材供給面の可能性をみる、外注先(DTP・印刷・製本・アッセンブリィ)としての可能性の調査検討という動きが見られました。

今回の場所は広東省東莞開発区でありましたが全印工連2008計画、業態変革推進プランのなかに『「業態変革」は自社の業務の有様、自社のビジネスをお客様の為に自ら変えていくことです』とあります。そして、4つの潮流と影響ということで『国際化、高度情報化、少子高齢化、成熟化』が問題提起されています。日本国内だけでこの「業態変革」を行っていくことは大変困難な事かも知れませんが、それを中国側から日本を見てみれば案外解決の糸口が見つかるかも知れないと思っていましたので、自分企業探しとして中国の中でもディープで時間の流れが速い地域広東省東莞開発区を視察いたしました。

宣伝印刷物の有効性を高める販売促進の企画提案も業態変革推進プランのなかにあります。印刷会社が紙媒体だけのクオリティだけにこだわることなく、お客様の販売促進の総合プロデュースとして、ノベルティ製品と紙媒体を組み合わせることで、高付加価値が取れるきっかけとなるような企業を視察先に選びました。

ご参加頂いた皆様方は中国に関心の高い皆様でありましたので、その中国くくりで共創ネットワークを構築してまいります。目的を同じくする者の集いは方向性が同じであれば強固なネットワークとなっていくはずです。

これからの企画提案時代に紙媒体の枠を越え、プラスチックの成型、PVCフィギュア、シルク印刷加工、本革加工等日本では無理だと思っていた事が広東省東莞開発区では当たり前に出来てしまう事実を視察いただけたのではないでしょうか。

今の日本人が忘れてしまったというかコスト面で出来ない人海戦術。日本で高価な機械設備を導入する事の是非と、中国の人海戦術の比較検討も出来たのではないかと思っています。

不可能が可能になる。企画提案の枠が広がる。全印工連2008計画・業態変革推進プランがより理解出来る?視察旅行になったのではないでしょうか。

それは、参加された皆様の夢が膨らむことと、4つの潮流の解決の糸口がなんらかのかたちで見つかったはずです。

2005年3月2日(水)

今回広州空港到着便が毎日関西国際空港と成田国際空港から有り、広州空港到着もほぼ同時刻であるため、参加者の利便性を考えると良いのではないかという判断と、事前に関東方面からの問い合わせが多かったため、広州空港集合というかたちを取った次第であります。しかし、ふたを開けてみれば成田国際空港組はお二人と少なく、当初の目標は10名位でありましたが、日程が合わなかったりとかで達成出来ませんでした。それでも成田国際空港組は旅慣れたお二人でしたので、事前にチケットだけをお渡しするということで、問題なく広州空港まで来て頂けました。

広東省東莞は中国でも西の端に位置しているため、飛行時間も長く成田からだと4時間30分、関空からだと4時間のフライトとなりこれだけでも疲れます。

本来ならば関空組が15分早く到着するはずが、遅れてしまい成田組が早く出国手続きを済ませてしまいました。いつも思うことですが、広州空港の荷物の出てくるのが遅いのには閉口します。やまとカーボン社瀧本社長は何故か裏の手荷物置き場に回って見てきたらしいですが、「人が全然おらへん」とおっしゃっていました。不法侵入で逮捕されますよ。(笑)

広東省東莞は香港の少し北ですから、3月といえども暑いはずですが、寒い。今年は異常気象で街行く人はコートを着ています。体感的には日本より寒い。おまけに雨で先が思いやられる予感がありました。

当社(大連海和設計)の馮君が大連より前日の夕方に深セン入りするはずだったのですが、大連の大雪猛吹雪で午後1時の出発が夜の9時出発だったそうで、深セン到着は夜中になってしまい、前日の現地打ち合わせも出来ない状況だったそうで、馮君が来る事が出来なかったら通訳どうしようと思っていたのでありますが、これも、これから先のアクシデントのはじまりで有ったようです。

なんやかやで、予定時刻から遅れ気味で最初の視察会社に向けて出発。中型バスで車体の程度も悪くなくこれなら安心と思っていたのですが、運転手とガイドが広州の人らしく東莞は知らないと言う感じで、空港から視察先まで2時間と言ってまして「おいおい大丈夫かいな。バスなら3時間弱はかかるよ」と思っていましたが、「大丈夫、大丈夫」といかにも中国らしいのですが、途中からいつも通っている道と違ってきて結局わからなくなって、視察会社に迎えに来てもらう羽目に。ここで大幅に時間が遅れてしまったのであります。「日本なら事前に道くらい調べておくぞ」と思ってもここは中国、甘かった。

威鷹実業有限公司 Waying Industrial Limited

台湾系企業 従業員800名 売上高1000万ドル シルク印刷が主体でシルク印刷から高周波接着、高周波切断、縫製部門を自社で持つようになったようです。外注すれば品質管理に不安がでるし、外注先を信用出来ないから自社で設備をそろえていき、完成品を納めることで付加価値を付けていったと思われます。中国ではシルク印刷だけとか、縫製だけとかでは、他企業との競争で単価が下落していき、採算が取れなくなって淘汰されてしまうようです。そこで自社に技術力をつけ、製品の自社開発から完成品供給することで付加価値を高め、競争に打ち勝つ努力をしている企業が残っていく構図があります。これは日本でもどこでも同じですね。

4階建て、全長150メーターはあろうかという大きな工場の3・4階にシルク印刷工程があり、遙か先から手作業でシルク印刷をし、その後目の良い女の子が検品し、自然乾燥後また同じ行程を繰り返して色を重ねていくと言う作業手順です。そんなに大きなモノを印刷するのではなくて、80メートル位のラインに25センチ角ほどの商品を並べて1個1個印刷する内に、80メートルの端までくれば、最初に印刷したモノが自然に乾燥していると言うわけです。この辺も土地の広さを充分に考えた行程です。場所といい、人手といい日本では真似が出来ません。でも、日本も昔はこうだったんでしょうね。これが出来ないから機械化になったと言うことなんでしょうが。シルク印刷ではカラー写真の再現は難しくてベタ印刷のみという概念をお持ちの方が多かったように思いますが、自動機械ではなくて、手刷りの機械で4色の写真シルク印刷をしているということに驚かれたのではないでしょうか。

2階は高周波で切ったり、貼ったりの行程と、鞄を造ったりするミシンの行程で自社でシルク印刷関連製品の開発部門も有り、こういうものを造ってと言えば、応えてくれる会社です。スポーツバックとかビジネスバックでもどこかにシルク印刷した部分有りますから、そこから拡大していったんですね。

威鷹実業有限公司 Waying Industrial Limited

シルク印刷工場4階建ての大きな工場の3・4階にシルク印刷工程があり、遙か先から手作業でシルク印刷をし、その後目の良い女の子が検品し、自然乾燥後また同じ行程を繰り返して色を重ねていく。シルク印刷ではカラー写真の再現は難しい、ベタ印刷のみという概念が有っただけに驚かれる方も多いのではないでしょうか。2階は高周波で切ったり、貼ったりのの行程と、鞄を造ったりするミシンの行程。自社でシルク印刷関連製品の開発部門も有りこういうものを造ってと言えば、応えてくれる会社です。

6時頃に視察を終えて、今日の夕食会場に向かっていたのですが、運転手が乗ってはいけない高速道路に入ってしまい、降りなければいけない出口で降りなくて、普通なら1時間でいけるところを3時間かかってしまい、夕食が大変遅くなってしまい、お腹はすいたしで、バスのなかではややあきらめムードでありながらも皆様の不満は最高潮でありました。ガイドと運転手変えることも出来ず、明日から思いやられる。食事を終えて、宿泊先の東莞シェラトンホテルのグレードはすばらしいモノで、このホテルで皆さんの気分も少し良くなり、少し挽回であります。

3月3日(木)

前日の件がありますので、「このドライバーは信用できない」の判断で、昨日に今日視察先の会社から道先案内の先導をして頂くように手配をして、今日に臨みました。「何でここまでせなあかんの」と思いつつも、これが中国であります。想定できることは全てやっておいてもまだ足りないことが、仕事でも随分あり、これで何度も痛い目に遭ってきていますので念には念を入れてと言うことで、馮君と打ち合わせをして準備しておりました。馮君曰く、「東北3省では考えられない。南の人間は信用できない。」と言っておりました。私もそう思います。

今日の視察先は、恵州順新彷皮工業有限公司というビニールレザーの生地製造工場であったのですが急に工場を見せられないと言うことになってしまい、急遽違うところを手配しました。最初からこうなる懸念はあったのですが、取引先の秘密保持の部分でドタキャンの憂き目にあったようです。

それで、手帳関係を主な仕事にしている富達文具製品場に変更致しました。現在新工場もほぼ完成し、後は電力の供給を待つのみと言う状況だそうですが、東莞の電力事情は非常に悪く、今でも週2回は停電するようです。そんなわけで、今ある工場にも電気を回せないのに、新しい工場には電気をまわす余裕もなく、なかなか許可が下りないそうです。中国から友好使節団が来て日本の企業の誘致を行っていますが、「電力の安定供給を保証します。」は眉唾物であることが多いと思われますので、注意が必要ですね。富達文具製品場も台湾系企業です。昨日もそうでしたが今回の視察先は全て台湾系企業です。台湾系企業の結びつきは強くて、仕事のやりとりも台湾系企業の中で回しているように見受けられます。広東省は台湾にも近く中国本土と直接行き来は香港からになるため、台湾人が広東省に多く在住するようで、その台湾ネットワークは侮れないモノになっているようです。

富達文具製品廠 FUDA STATIONERY FACTORY

アメリカのお客様を主要取引先としていて、営業範囲の関係で中国国内からの仕事は出来ない事になっている。客先もアメリカ、イギリス、イタリア、インド、パキスタン、中東諸国、台湾と幅広く、海外から仕事を受注して中国国内で生産し、海外に全量輸出するという加工貿易で、中国国内の印刷業者に影響を与えない様になっている、いわば国内産業保護のかたちで営業許可が下りている企業であります。設備は日本製中古アキヤマ・住友ミラー・三菱も菊全印刷機で片面5色から両面1色まで手帳とかノートに対応した機種選定です。B3輪転も1台ありましたが使用していないようでした。製本機械も日本製の昭栄折り機が多数あり、吉野製の中綴じ、無線とじのラインも完備しています。手帳用に欠かせないインデックスのラミネートとか、それようの型抜き、システム手帳のバインディング用穴空け機とか、あまり普通の印刷製本会社では見られない設備が沢山あります。多分アメリカ向けのノート用だと思いますがフレキソの機械も見られました。不二印刷の井戸さんがおっしゃっておりましたが、今自分が使用しているアメリカ製の手帳と同じモノがここで作っていたと言うことで、驚いておられました。イタリアの文具メーカーの仕事もありましたが、さすがにデザインのセンスは良くサンプルを皆さんほしがっておられました。このイタリアのメーカーの商品も日本で売っているようです。この商品は何処で作っているのだろうと調べると、行き着くところは結局ここかと言うことが有り、何処でも出来ないモノは出来るところに集約されると言うことのような気がしました。中国製の紙は品質が良くなく、紙のカール、紙粉とかの対応でアキヤマのべスタックのような3倍圧胴の機械が上手く印刷できるようで、ハイデルベルグの様な良い機械には悪い紙は上手く印刷できないようなことを話しておりました。住友ミラー両面機の梨地圧胴がつるつるで両面印刷時にダブりが出ないモノかと心配をしていまいますが大丈夫なようです。週2回の停電用に自家発電機を完備して、土日関係なく会社は営業して、休みはお正月とか中国で決まった休み位だそうです。従業員300名で地元の人は少なく殆どが近隣の省からの出稼ぎで寮生活をしております。新工場の寮なども見せて頂きましたが、殆どが2段ベットで1部屋6人から8人で一人の専有面積は少なくて、プライバシーとかとても言ってられない状況であります。それでも幹部用は1部屋2人で条件に差を付けてありました。「頑張れば良い部屋で生活できる」がモチベーションを持続する秘訣なんでしょう。

通知科技股 有限公司 TONZEX TECHNOLOGY CO.,LTD.

元印刷会社と呼ぶ方がふさわしいような従業員3000人規模の事務用品系文具製造会社であります。あきらかに最初はノート・手帳等の紙製品を製造する会社であったのですが、例えばシステム手帳を受注した時にカバーを自社で製造するようになり、そのビニールシートを高周波で断裁・圧着する行程を増やし、そこに電卓がセットとなれば、またこれを自社製造していくというかたちで大きくなっていった会社であります。言葉で言うともの凄く簡単な事ですが、当然商品開発、プリント基板、プラスチック成型、金型、着色加工、シルク印刷、縫製、アッセンブリーと必要になってきます。最初は外注加工をしていたと思われますが、品質管理の問題、コストの問題を追求していく内に自社製造に切り替えノウハウを蓄積していったものと思われます。シルク印刷をしていく内にスポーツバック等のロゴマーク印刷、そしてキャラクター商品のカラーシルク印刷というふうに技術向上し、それに鞄製造の縫製部門を持つことで、アメリカのウォルマートからスパイダーマンの子供用リュックサック200万個というオーダーで製造していましたが、ウォルマートからの受注は殆ど200万個と言うことで、量の多さには驚きです。関連商品を自社生産してしまうアメーバーのような会社です。外注加工が品質管理上問題となる中国で、自社製造にこだわるとこの様になるという典型的な会社のように思われます。広東省ではこのような形態で伸びていっている会社は多く見られるようですが、他の地域,例えば上海、大連を見ても見あたらない、知らないような気がします。深セン、東莞あたりの台湾企業に見られる特色なのか、良くわからないところであります。紀統正社長に会社の屋上から周りを見せて頂きましたが、「青い屋根の工場は全部私たちの工場です。」と言われこのあたりは見渡すかぎり殆ど青い屋根で、とてつもなく大きな工場でありました。こうでなければ3000人の働く場所はないし、妙な納得の仕方でありました。ショールームで自社開発商品の手動発電式ライトのお土産を頂きましたが、他にも気になる商品をおねだりしている人も見かけられました。最低ロットはどれ位から受けてくれるのか心配です。売り上げは5000万ドルだそうで、105円換算で52億5千万円。人の多さに比べてこの売り上げで良いのかどうか理解に苦しみますが、とにかく良く儲けているように思います。

通知科技股有限公司 TONZEX TECHNOLOGY CO.,LTD.

元印刷会社と呼ぶ方がふさわしいような従業員3000人規模の事務用品系文具製造会社である。あきらかに最初はノート・手帳等の紙製品を製造する会社であったと思われるが、例えばシステム手帳を受注した時にカバーを自社で製造するようになり、そこに電卓がセットとなれば、またこれを自社製造していくというかたちで大きくなっていった会社である。言葉で言うともの凄く簡単な事であるが、当然プリント基板、プラスチック成型、金型、シルク印刷、アッセンブリーと必要になってくる。最初は外注加工をしていたと思われるが、品質管理の問題、コストの問題を追求していく内に自社製造に切り替えノウハウを蓄積していったものと思われる。シルク印刷をしていく内にスポーツバック等のロゴマーク印刷、そしてキャラクター商品のカラーシルク印刷というふうに技術向上し、それに鞄製造の縫製部門を持つことで、アメリカのウォルマートからスパイダーマンの子供用リュックサック200万個というオーダーを製造している、アメーバーのような会社である。外注加工が品質管理上問題となる中国で、自社製造にこだわるとこの様になるという典型的な会社のように思われる。

通知科技股有限公司 TONZEX TECHNOLOGY CO.,LTD.

榮豊実業有限公司

ここは玩具工場。何故玩具工場の視察なのと言う声も聞こえますが、今まで印刷会社では紙媒体だけの販促しか担当していなくて、お客様の販売促進をいかに考えるかという発想はあまり無かったように思います。お値打ちの販促ノベルティ、マーケティングを考えて提案出来れば付加価値がついてくる可能性も有り、日本では価格が合わない、何処で製作すれば良いかわからないと言う事もあり、今まであきらめていた事も可能になるかも知れないと思って視察先に入れました。このようなところを知っていればクリエイターの発想が広がるような気がします。

1階はプラスチック成型工場、2・3階はアッセンブリー及び組み立て行程、4階は絵付け行程。通常はフィギュアを100名くらいの工員が器用に筆を使って絵付けをしていますが、今はその仕事が入っていないと言うことで見ることは出来ませんでした。一番見てもらいたかったところでもあるのですが、残念でした。その後ショールームで製品を見せて頂きましたが、ここで製造した製品は主にアメリカに輸出しているようで、日本ではあまりお目にかかる商品は少ないように思い、ある意味で新鮮でした。瀧本社長は発光ダイオードでぴかぴか光る帽子をお土産にもらってました。これも宴会グッズとして使われるのは目に見えております。

榮豊実業有限公司

ここで本日の視察は終了。夕食はこの会社の近くで広東料理を頂きました。「食は広州にあり」と言われるだけあって美味しいと思います。広東料理は日本人にも合う料理だと思いますし、ここでは鳩を食べて頂きました。昨日の台湾料理も美味しいと思っていたのですが、皆さん怒りとお疲れで箸も進まなかったようですが、ここでは沢山食べて頂けたのではないかと思います。地元の人が行く美味しくて気取らないレストランをえらびましたので、今回は食べるものがないと言うことはないようでした。
ただ残念なことに、またバスの運転手がホテルに帰る道を間違えてしまい、そんなに遠回りにならなかったので幸いしましたが、「もうこの運転手いい加減にしてよ。」であります。

3月4日(金)

今日も天候が良くなく風の強い一日になりそうです。2回通った道も間違える運転手ですから、今日も視察先からお迎えを頼んでホテルを8時30分に出発。

明頡紙品印刷廠 Ming Jye Paper Printing Factory

まず最初に会議室で会社の説明をパワーポイントで二人のお嬢さんが日本語で説明を受けました。日本からの仕事も受注しているだけあって、日本語でも対応できますよと言うのを見せつけてもらいます。

企石鎮人民政府のお役人がみえていて、日本から視察団がみえているのでここに企業誘致と言うことで説明頂きましたが、後の行程もあるので早めに終了して頂く。これも明頡紙品印刷廠の企石鎮人民政府に対してのアピールであり、そのへんは理解できますので、協力させてもらいました。

シール、パッケージがメインの印刷会社。日本のSONYの仕事を受注していたりして品質についてはしっかりしており、検品も確実にしているようです。フィルム管理等再版ものの管理が中国とは思えない程しっかり管理されていて、日本人が見ても参考になったはずです。

現在の印刷機は住友ミラー等の印刷機があり、型抜き、プレスコート、中綴じ、無線とじライン、折り機などがそろっていて、パッケージは一応こなせる感じと言うところでしょうか。会社案内のパンフレットにアキヤマJPRINT44 2/2, LITHRONE26 4/0の機械が印刷されていて、これは何処にあるのと聞きましたら導入予定と言うか導入希望と言うことで笑ってしまいました。

別部門にフィルムセッター等の出力部門を持ち、今後はCTPを導入していきたいという事でした。

明頡紙品印刷廠 Ming Jye Paper Printing Factory

シール、パッケージがメインの印刷会社。日本のSONYの仕事を受注していたりして品質についてはしっかりしており、検品も確実にしているようです。フィルム管理等再版ものの管理が中国とは思えない程しっかり管理されていて、日本人が見ても参考になるはずです。別部門にフィルムセッター等の出力部門を持ち、今後はCTPを導入していきたいという事でした。

●蘿蒔文教用品有限公司 DeYoung Limited
中国製の文房具にしても、鞄にしても素材となると、いわゆるビニールレザーを使ったものが凄く多い中で、本革を使った手帳、システム手帳カバー、ホルダー、ブリーフケース、本革の財布、革張りの豪華本、革張りの箱等が製造可能です。日本では「黒革の手帳」とか言うドラマがはやっておりましたが、本物志向、高級感、差別化をするためには押さえておきたい工場ですね。日本では革は高いとあきらめていた事が、可能になるかも知れません。ショールームでは見るモノ、見るモノ目移りし、これを譲って欲しいと言う声が多くて、侍社長は困っていましたが、お土産として購入できるモノは、その時財布位しかありませんでしたが、それでも皆さんたくさん購入されていました。工場では皮の傷とかを避けて型取りをしていく行程とか、縫製、ボンド付けなどを視察しましたが、基本的に殆ど手作業なので人件費の安さという中国の特色が出せるような気がします。皮は重くて、価格も高いというのが一般常識でありますし、ここでいくら位で出来るのかわかりませんが、良い仕事を見つければ付加価値の高い仕事になるような気がしました。黒革の手帳の仕事なんかをしてみたいモノです。

蘿蒔文教用品有限公司 DeYoung Limited

中国製の文房具にしても、鞄にしても素材となると、いわゆるビニールレザーを使ったものが凄く多い中で、本革を使った手帳、システム手帳カバー、ホルダー、ブリーフケース、革張りの箱等が製造可能。日本では「黒革の手帳」とか言うドラマがはやっておりますが、本物志向、高級感、差別化をするためには押さえておきたい工場ですね。日本では革は高いとあきらめていた事が、可能になるかも知れません。

3月5日(土)

最後の日は視察予定もなく、毎日朝早くから視察先に出かけていましたが、今日は比較的ゆっくり目で広州白雲空港に向けて出発をしました。広州で飲茶の昼食を取り、成田組、関空組に別れて日本に無事帰国することが出来ました。

4日間一緒に旅をしますと、普段のお付き合いでは得られない親密度が増すようです。東京都、愛知県、近畿地方各県と広域に参加して頂き、各地の情報も共有して頂けたのではないかと思っています。

今後中国ツアーつながりで情報交換会及び勉強会もして参りたいと考えております。今回のツアーが皆様のお役に立てたかどうかはわかりませんが、今後ともよろしくお願い致します。

参加者名簿

(有)新栄社 石場  徹 取締役 愛知県豊橋市
(株)昭栄社印刷所 猪飼 重太郎 代表取締役 愛知県名古屋市
プリテック(株) 高井 昭弘 代表取締役社長 愛知県西尾市
小笠原印刷(株) 小笠原 章人 MAC部 大阪府泉佐野市
不二印刷(株) 井戸  剛 常務取締役 大阪府大阪市
(株)しんせい社 應地 健裕 代表取締役 大阪府大阪市
サン美術印刷(株) 勝見  茂 専務取締役 大阪府大阪市
あさひ高速印刷(株) 岡  達也 代表取締役 大阪府大阪市
(株)ラミーコーポレーション 奥野  明 代表取締役 大阪府大阪市
小田紙業(株) 小田 政仁 社長 大阪府八尾市
旭紙工(株) 早内 隆泰 常務取締役 大阪府松原市
旭紙工(株) 橋野  徹 総務部部長 大阪府
(株)松村洋紙店 松村 行敏 代表取締役社長 京都府京都市
(株)やまとカーボン社 滝本 正明 代表取締役 京都府京都市
宮川印刷(株) 長谷川 茂 取締役営業部長 滋賀県大津市
明文舎印刷商事(株) 中村 彰男 代表取締役社長 滋賀県長浜市
(株)永昌堂印刷 北村 昌造 代表取締役社長 滋賀県彦根市
横山印刷(株) 横山 明弘 代表取締役社長 東京都墨田区
(株)天理時報社 深谷  守 取締役営業本部長 奈良県天理市
(株)旭成社 土谷  創 取締役 兵庫県神戸市
(有)田中印刷所 田中 由一 代表取締役 滋賀県彦根市
(有)田中印刷所 前川 信行 営業 滋賀県彦根市
(有)田中印刷所 馮  均淞 中国事業部 滋賀県彦根市
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