私のアバターが英語やフランス語を話します。(田中印刷所) 京都中央信用金庫様の新しい拠点「KYOTO CENTCROSS」のお披露目が、8月3日から3日間行われましたので、4日に見学させていただきました。 まず、私の勘違い。 京都駅八条口に新しい支店ができて、その内覧会だと思っていました。 ところが、全く違いました。 ここは銀行業務を行う店舗ではなく、イベントやセミナー、ミーティングなどに利用するスペース。 お客さま・パートナー・京都中央信用金庫の「人・モノ・知識」が交わり、共に成長するための拠点というコンセプトだそうです。 セミナールームでは、NTT西日本株式会社様の機器展示をはじめ、AIアバターなどの最新技術を体験できる展示も同時に開催されていましたので、実際にどの程度のものなのか体験してみました。 AIアバターになった私 1分程度の顔動画を撮影し、決められた原稿を自分の声で読み上げて収録。 すると、約30分後には私のAIアバターが完成しました。 掲載している動画が、そのアバターです。 リアルの私は英語もフランス語も話せませんが、アバターは英語もフランス語も話してしまいます。 表情、リップシンク、音質も、リアルの私とほとんど変わりません。 金額もお聞きしましたが、びっくりするような金額ではありませんでした。 このまま技術が進歩していけば、知らないうちに「リアルな人」から「AIアバター」へ仕事の一部が移っているかもしれません。 youtu.be/QbxERGWGhmY AI接客アバター こちらは、AIアバター制作で作られたキャラクター型の「キョウコさん」が接客してくれるもの。 弊社でも以前、ChatGPTを使ってAI接客アバターを制作していましたが、レスポンスの速さ、アバターの表情、リップシンクなど、格段に進歩していました。 こちらの質問に答えるだけでなく、ちょっと意地悪な質問にも上手くかわして答えてくれます。 AIは勉強を積み重ねることで、どんどん「使える」レベルになっていくのだろうなと感じました。 株式会社NTT ExCパートナー様、凄いです。 www.nttexc.co.jp/ 日本人10万人パネル × LLM分析「D-Persona」 もう一つ興味深かったのが、京都大学発のスタートアップ企業による「D-Persona」。 d-persona.jp/ 京大オリジナル株式会社様の30人の本音と属性別クロス集計を、わずか1分で分析できるというものです。 一般的な生成AIでは出せない、リサーチ形式のアウトプットが特徴とのこと。 実際に体験してみて、私自身、リサーチやマーケティングに対する考え方が少し変わりました。 例えば、 「キャラクター製品のどこに魅力を感じますか。どんな点を重要視しますか。」 と質問すると、 「キャラクター製品の魅力評価は、回答者の職業背景と生活環境に大きく影響される」 といった分析から、 「実用性と心理的評価のバランスを重視する傾向が強く、単なる可愛らしさだけでなく、品質・耐久性・背景にあるストーリーを総合的に評価している」 というような回答が出てきます。 さらに、分類されたグループごとの傾向や、実際に回答したペルソナの意見まで見ることができます。 自分の感性だけで物を作ってしまう私としましては、これはかなり面白い。 これから新しいキャラクター商品などを企画するときには、自分の感覚だけで考えるのではなく、こうしたデータから「実際にどんな人が、何に魅力を感じるのか」という意見をもらってみるのも良いなと感じました。 今回の見学では、AIの進歩を「知識として知る」のではなく、実際に自分で体験することができました。 これから私たちの仕事も、こうした技術をどう取り入れていくかで、できることがまだまだ広がりそうです。 Tweet